
昭島市で小型家電やパソコンを処分する方法を、家電リサイクル法の4品目との違いとあわせて解説します。同じ「小型の家電」でも、市の回収ボックスに入れられるもの、有害ごみとして出すもの、不燃ごみになるもの、そして市では一切引き取れないものに分かれます。判断を間違えると収集してもらえないだけでなく、発火事故につながる品目もあります。この記事では、市の公式ルールをもとに行き先の見分け方を整理してご紹介します。
昭島市では「小型の家電」の行き先が4つに分かれます
家電の処分というと、テレビや冷蔵庫のような大型のものを思い浮かべますが、実際に困るのは引き出しや押し入れから出てくる小さな家電です。昭島市の場合、それらは次のように分かれます。
一つ目が、市内に設置されている小型家電回収ボックス。二つ目が、リチウムイオン電池が内蔵されていて取り外せないものを出す有害ごみ。三つ目が、指定収集袋に入る大きさの家電を出す不燃ごみ。四つ目が、袋に入りきらない大きさの粗大ごみです。
そして、パソコンだけはこの4つのいずれにも当てはまりません。市では収集も処理もできない品目とされており、別のルートが必要になります。順番に見ていきましょう。
小型家電回収ボックスは市内18か所・52品目が対象
昭島市は、小型家電リサイクル法の施行にあわせて市内18か所に小型家電回収ボックスを設置しています。市役所や環境コミュニケーションセンター、公民館、各地区の会館などが設置場所です。設置場所は移転することもあるため、持ち込む前に市の公式ホームページで最新の一覧を確認してください。
回収の対象は52品目で、たて約15センチメートル、よこ約30センチメートルの投入口に入るものに限られます。携帯電話やタブレット端末、デジタルカメラ、電子辞書、ゲーム機、電話機やルーター、デジタルオーディオプレーヤー、電子体温計や電卓、さらにACアダプタやケーブル、充電器といった付属品も対象です。
投入するときの注意点は3つあります。データはご自身で消去してから入れること、電池は取り外して有害ごみに出すこと、そして対象品目以外は投入しないことです。設置場所へ持って行って投入するだけで資源としてリサイクルされるため、条件に当てはまるものはこの方法がもっとも手軽です。
リチウムイオン電池が外せないものは回収ボックスに入れてはいけません
ここが一番の注意点です。昭島市は、リチウムイオン電池等の充電式電池やモバイルバッテリーについて、発火のおそれがあり大変危険なため絶対に回収ボックスへ投入しないよう呼びかけています。リチウムイオン電池による発火事故は全国で相次いでおり、収集車や処理施設の火災原因になっています。
では、電池が内蔵されていて取り外せない小型家電はどうすればよいのか。昭島市は大きさで分けています。
30センチメートルまでのものは「有害ごみ」
電気シェーバー、電動歯ブラシ、携帯型ゲーム機、スマートフォン、ハンディ扇風機、電子書籍端末、加熱式・電子タバコ、モバイルバッテリーなどが該当します。透明または半透明の袋(レジ袋でも可)に入れ、袋に「有害ごみ」と書いて、有害ごみの収集日の午前8時30分までに出します。
膨張してしまったモバイルバッテリーやリチウムイオン電池、充電式電池内蔵型の家電も、そのまま有害ごみの対象です。市は「発火事故につながりますので、絶対に他のごみに混ぜないでください」と呼びかけています。
また、機器から取り外した電池を出すときは注意が必要です。リチウムイオン電池、ニッケル・水素電池、ニッケル・カドミウム電池は、端子部分をビニールテープ等で絶縁してから出すルールになっています。これらの電池は市内のリサイクル協力店(家電量販店)でも回収しています。
30センチメートル以上のものは「不燃ごみ」か「粗大ごみ」
指定収集袋に入る大きさであれば不燃ごみ、入りきらないものは粗大ごみです。有害ごみとして出せるのは「大きさ30センチメートル以内」のものと決まっているため、それを超えるものはこちらに回ります。
なお、コードレス掃除機のようにバッテリーを取り外せる機器は、電池を外して有害ごみへ、本体は大きさに応じて不燃ごみか粗大ごみへ、という形になります。昭島市は非純正のバッテリーパックについて個別に注意喚起もしていますので、判断に迷うときは市に確認してください。
電池を使わない小型家電は不燃ごみへ
昭島市の不燃ごみには「小型家電製品(指定収集袋に入る程度のもの)」という区分があり、ドライヤー、ラジカセ、電気ポット、炊飯器、アイロンなどが例として挙げられています。回収ボックスの投入口に入らないけれど、袋には入るという大きさのものはここに該当します。
このとき、乾電池を使っている物は乾電池を抜いて「有害ごみ」へ出す必要があります。リモコンや時計付きの家電は電池が入ったままになりやすいので、出す前に確認してください。
パソコンは昭島市では処理できません
パソコンは、昭島市が「市では収集も処理もできない」と明示している品目です。家庭で使っていたパソコンは資源有効利用促進法に基づき、平成15年10月からメーカー等が回収してリサイクルする仕組みになっているためです。
メーカーに申し込む方法
製造・販売したメーカーに回収を申し込み、リサイクル料金を支払うと「エコゆうパック伝票」が送られてきます。梱包したうえで郵便局に持ち込むか集配を依頼する流れです。PCリサイクルマークが付いているものは料金が無料になります。自作パソコンや個人輸入品など、リサイクルするメーカーが存在しない場合は、パソコン3R推進協会が回収を受け付けています。
なお、梱包しないままでは出せません。段ボールなどに入れる必要がある点に注意してください。
宅配で回収してもらう方法
昭島市は平成28年4月1日に、小型家電リサイクル法に基づく国の認定事業者と連携協力協定を結んでおり、宅配便を使った小型家電の回収サービスを利用できます。インターネットから24時間申し込め、宅配業者が自宅まで回収に来ます。回収品目にパソコンが含まれるときは、1回につき1箱分の回収料金が無料です。申込先や料金の詳細は、市の公式ホームページ「小型家電リサイクル(パソコン、携帯電話など)」のページに案内があります。
メーカー回収の対象になるもの・ならないもの
対象になるのは、デスクトップパソコン本体、ノートパソコン、パソコン用ディスプレイ、ディスプレイ一体型パソコン、そして出荷時に同梱されていたマウスやキーボード、ケーブルなどをパソコンと同時に出す場合です。
一方、プリンターやスキャナーなどの周辺機器、ワープロ専用機、ワークステーションやサーバー、ゲーム機、取扱説明書やCD-ROMは対象外とされています。「パソコン周りをまとめて処分するつもりが、プリンターだけ残ってしまった」というのはよくある話です。ただしプリンターはメーカー回収の対象外というだけで、小型家電リサイクル法の対象品目には含まれています。宅配回収に出す、大きさによって不燃ごみや粗大ごみとして出す、といった方法が残ります。
また、処分前のデータ消去はご自身の責任で行う必要があります。宅配回収を使う場合も、無料の消去ソフトを使って自分で消すか、有料で依頼するかを選ぶ形です。
家電リサイクル法の4品目とはルールが違います
混同しやすいのが、家電リサイクル法の対象となる4品目です。エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機がこれにあたり、昭島市ではこちらも収集・処理ができません。ただし処分の仕組みはパソコンとは別で、リサイクル料金を負担したうえで、購入したお店や買い替えるお店に引き取ってもらうか、収集運搬を行う業者に依頼するか、自分で指定の引取場所へ持ち込む形になります。
整理すると、家電4品目だけが家電リサイクル法の対象で、小型家電リサイクル法の対象からは明確に除かれています。一方パソコンは、資源有効利用促進法に基づくメーカー回収のルートがあると同時に、小型家電リサイクル法の対象品目でもあります。市の宅配回収でパソコンを出せるのはそのためです。
つまり「メーカーに送る」「宅配回収に出す」のどちらでも処分できるのがパソコン、購入店などに引き渡すしかないのが家電4品目、という違いになります。同じ「家電」でも根拠になる仕組みが違うため、まとめて同じ扱いにはできません。
まとめて処分したいときはエコネットにご相談ください
ここまで見てきたとおり、小型家電の処分はルート自体は整っています。ただ、実際の片付けでは回収ボックスに入れるもの、有害ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、メーカー回収に出すものが同時に出てきます。それぞれ収集日も手続きも違うため、全部を出し終えるまでに何週間もかかることは珍しくありません。引っ越しや遺品整理で期限が決まっている場合は、この方法では間に合わないこともあります。
エコネットは、こうしたものを分類ごとに分けることなく、まとめて一度に回収できます。パソコンやプリンター、古いオーディオ機器なども対応可能です。
さらに、エコネットは回収と買取を同時に行っています。年式の新しいパソコンやタブレット、状態のよいオーディオ機器、未使用の周辺機器などは買取の対象になることがあり、その分を回収費用に充てられます。「捨てるつもりだったものが値段になり、結果として費用が抑えられた」というケースは少なくありません。
料金は積み放題のパックプランで、軽トラック12,800円、1トントラック26,800円、1.5トントラック39,800円、2トントラック49,800円です。見積りは無料、追加料金はいただきません。年中無休・24時間受付で、即日対応も可能です。昭島市内はもちろん、東京・神奈川・埼玉・千葉のエリアに自社スタッフが伺います。まずはお電話かLINEでご相談ください。






